こんばんは、パスカルです!
さて、本日は蕎麦についてです!
ラーメン、うどんに続いて来ました、蕎麦!!
タイトルを見て、なぜ”そば”ではなく”蕎麦”と漢字?と思われた方もいると思いますが、漢字を使うのには理由があります。
そもそも”蕎麦”とは、玄蕎麦(げんそば:黒い殻をかぶったソバムギの実)を挽いた粉を主原料とする食品のこと。ソバムギの実は三角のとがった形状をしていることから、物の角を意味する”稜(そば)”が語源とされています。
一方の”そば”は、中華そばや焼きそばなど、小麦粉を原料とする麺料理全般に使われる名称。
現在はそれほど厳密に使い分けることはありませんが、漢字の”蕎麦”の方がかっこいいし、なにより”ぽい”のでパスカルは漢字を使います(ミーハーなのです(笑))
蕎麦っていつから食べられるようになったんでしょうか??
日本で蕎麦が食されるようになったのは奈良時代からとされています。当時は、蕎麦の実を粥状に炊いたものや、実を砕いてお湯でこねる「蕎麦がき」にして食べるのが一般的だったみたいです。
今のように、蕎麦粉を水で練って延ばしたものを細く切る”蕎麦切り”が始まったのは江戸時代に入ってから。それも将軍への献上品とされるような高級な食べ物で、日常的な麺料理として一般に普及するのは江戸後期に入ってからとされています。
食べ物にはそれぞれ”旬”がありますが、蕎麦にも旬があります。
一般的にはその年の秋、9月下旬~11月初旬あたりに収穫された蕎麦の実を挽き、打ったものを指します。また、そばには6~8月あたりに収穫する夏型のものもあり、これらは”夏新そば”と呼ばれています。
蕎麦の産地は、生産量がダントツで多いのが北海道で、全国シェアの半分を占めます。
北海道に続く産地は、長野県や茨城県。他、南北に長い全国各地で栽培されるそばは、地域によって新そばを楽しめる時期が若干異なります。北海道では8月下旬頃から、九州から沖縄にかけては1月下旬まで美味しい新そばを楽しめます。
蕎麦には種類もたくさんあり、打ち方や製粉もたくさんあるのですが、それはまた次回(笑)
ではまた!
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