コーヒー3

こんばんは、パスカルです!

本日は”焙煎”についてです。

(前回の記事”産地”についてはこちらhttps://pascal123.com/コーヒー2/214/ ‎)

コーヒーは豆の品種だけでなく、豆の焙煎・挽き方によっても風味に差が出てきます。

焙煎は、浅炒りか深炒りかの焙煎度合によって、酸味とコクのバランスが変わります。

挽き方には、抽出方法に適した挽き方があります。

コーヒー豆は生豆を焙煎することで、コーヒー豆に含まれる水分が減少し、コーヒー独特の風味が引き出されます。

焙煎時間によって色や味わい、香りが変化し、焙煎度は浅炒りから深炒りまで8段階に分類されます。焙煎度が浅いと酸味を強く感じ、深いと苦味とコクが増します。

 焙煎度     段階      特徴    
 浅炒り ライトロースト、シナモンロースト まだ香りとコクが浅い段階。一般的にはあまり飲用向きではないとされている。
 中炒り ミディアムロースト、ハイロースト ミディアムローストは、アメリカンコーヒーのような軽い味わい。ハイローストは、より焙煎度が深いもので、家庭や喫茶店で用いられるコーヒーに多い焙煎度合い。
 深炒り シティロースト、フルシティロースト、フレンチロースト、イタリアンロースト 強い苦味と香ばしさ、濃厚な味わいが特徴。シティロースト、フルシティロースト、イタリアンローストはエスプレッソ向き、フレンチローストはカフェオレやウィンナーコーヒーなどのアレンジメニューに適している。

そして、焙煎後の時間も重要です。

“焙煎したてのコーヒー=鮮度が高い”というのは正しいのですが、焙煎直後のコーヒー豆を淹れると美味しいかというと、必ずしもそうとは言えません。

焙煎直後のコーヒー豆の中には、まだ”ガス”がたくさん残っており、そのガスがコーヒーの粉とお湯との接触を阻み、コーヒーの成分が抽出されにくい状態なのです。

そのため、バンドドリップで淹れる場合はガスの放出が落ち着く3日後辺りが飲みごろと言われています。

 

また、”コーヒー豆をどのくらいの大きさに挽くか”も重要です。

理由は挽いたコーヒー豆の大きさによって、表面積が変わり、抽出の程度も変わるからです。

たとえば、細かく挽いたコーヒー豆なら、お湯と接する表面積が増えて、よりしっかりと抽出されます。深くてコクのあるコーヒーが好きな方にはおすすめです。

コーヒー豆の挽き方については、ハンドドリップやフレンチプレスといった抽出器具別の挽き方などありますが、それはまたの機会に。

次回は”作りたいコーヒーからの選び方”について。

ではまた!

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